それでも寄りたいRX0
Sony RX0は大変ユニークなカメラですが、被写体に寄れないという弱点があります。この弱点を補うことのできるクローズアップレンズを紹介します。

RX0の弱点
コンパクト、かつタフなボディでどこへでも連れ歩いているSony RX0ですが、誰もが使えばわかる弱点が存在します。それは「寄れない」ことです。
Sonyの仕様表によれば撮影距離は「約50cm-∞」となっており、画角24mmからするとテーブルフォトはかなり厳しいと言えます。
そもそもこのカメラでテーブルフォトを撮るな!と言われればそれまでなんですが、せっかくの1インチセンサーがあるなら、美味しそうな写真を撮ってInstagramにアップしたいと思うのが人情だと思うんです。
寄れなくても、それでも寄りたいならクローズアップレンズを付けるしかないので、そのためのフィルターネジを付ける方法を探ります。
VFA-305R1
Sonyユーザーであれば正しい道を進むのはこちらですよね。噂によると逆光時の写りも改善されるらしいですし。
ただし、この選択は以下の理由から外しました。
- 値段がなかなか高い。
- 防水機能を失ってしまう。
- このままMPK-HSR1(ハウジング)に入らない。※入ったらごめんなさい
一番大きな理由は2番と3番で、RX0はダイビングの動画撮影用カメラとして買っているので致命的過ぎました。

SmallRig Sony RX0専用カメラケージ 2106
こちらは深センのカメラリグメーカーであるSmallRigから出ている商品で、カメラケージというだけあって、多数のカメラネジ、コールドシュー、アルカスイス互換のプレート。そして重要な37mmフィルターネジを搭載しているなどなかなか多機能です。
ただし、そのサイズ感からRX0の良さをスポイルしてしまうことがデメリットと言えるでしょう。この点に関しては、用途にもよると思いますが、僕はラフに使えるというメリットとして捉えることにしました。
FLAMEER クローズアップ 37mm
37mm径フィルターは探すと色々出てきますが、僕はこちらの商品をチョイス。
理由としてはクローズアップの強度として+1、+2、+4、+10と4種類入っていたので、色々試せるかなと思ったためです。
上記が、RX0とクローズアップレンズで撮影した写真になります。なかなかきれいじゃないですか??(レンズは基本的に+2を使ってます)
使ってみて感じたのはピントがピシッと合ったときは、RX0のスペックが発揮できて本当にきれいに撮れるなということ。ただ、モニターが小さい上に合焦してもピントが合ってないことはざらにあるので数を打ったほうが安全だと思います。
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